子供が家出または失踪?いなくなった子供の居場所を探す方法とは

子供がいなくなってしまったとき、焦ってしまって冷静な判断ができなくなる人はたくさんいます。ですが、焦っても問題は解決しません。
冷静に、やるべきことをしましょう。
今回は、家出をした子供の居場所を探す方法を簡単に解説していきます。
子供が家出することはよくあることですから、子供を持つ親御さんには、本記事をぜひお読みになって心構えをしておいていただければと思います。
家出した子供の行き先を探す際にまずはしておきたいこと

子供の携帯電話に連絡を入れる
子供の携帯電話に連絡を入れてみましょう。
家出だと思ったら実は子供が親に伝え忘れたまま出掛けているだけだった、というようなちょっとした行き違いである可能性もあります。
また、本当に家出であった場合も、親からの連絡に一切応じないとは限りませんから、まずは子供本人とのコンタクトを試みましょう。
いつから子供の居場所がわからないかを明らかにする
いつから子供がいなくなったのか、を突き止めましょう。
最後に子供が見かけられたのはいつどこでなのかによって、家出なのか、誘拐なのか、自分の意思で家を出たのか、そうでないのか、を推測することができます。
また、最後に見たときに着ていた服装なども思い出しておきましょう。
のちに警察に相談しにいく際に、服装などについても聞かれる可能性があります。
持ち出された私物がないか確認し、行き先を絞る
持ち出された私物がないかを確認しましょう。その持ち出し具合で行き先を推理し行き先を絞ります。
お小遣いを全てもって行っているとか、本人が自分の意思で家出をした可能性を示唆するヒントが見つかるかもしれません。
子供の友達やその親に連絡して居場所を知らないか確認する
子供の友達や、その親に連絡して、子供の居場所を知らないか聞いてみましょう。
こういうときのために、子供の交友関係はある程度把握しておく方がよいでしょう。
学校に連絡する
学校に連絡を入れておきましょう。
低学年の子供の場合、学校と家しか行く場所が思い浮かばず、案外家出をしたけれど学校の近くをうろうろしていた、というケースもあります。
また、学校に連絡しておけば全生徒の連絡網や校内周知による広い範囲での情報収集が可能になります。
家出した子供が行きそうな場所とは?

次に家出をした子供が行きそうな場所を紹介していきます。
まずは、行きそうな場所を探してみましょう。
友人や親戚の家
友達の家に行っている子供は少なくありません。
自力で行ける距離に親戚の家がある場合には、親戚の家に身を寄せている可能性もあります。
親戚と交流が深い場合は、家出が発覚した際に親戚とも連絡をとっておきましょう。
よく行っている遊び場
公園、カラオケ店、ゲームセンターなど、よく行っている遊び場にも確認しに行ってみましょう。
家出の初期段階では、いきなり遠く離れた場所に行くのではなく、まずはとりあえずいつもの行き慣れた場所に立ち寄るというケースが多いです。
ですから普段からその子供の遊び場所をある程度把握しておくことを心がけましょう。
駅
家出をしたいと高ぶった気持ちを抱えて、遠くに行こうとし、駅までくる子供も少なくありません。
駅まで来たけれどお金がなくて切符が買えない、とりあえずベンチに座って次の策を練ろう、と考える子供も多いので、地元の駅周辺はチェックしておいた方がいいでしょう。
大型スーパー、ショッピングセンター
大型スーパーやショッピングセンターで遊んでいる、というケースもあります。
とくに、小学生以下の小さい子供などは、遊び場所は限定されています。
ショッピングセンターに入り浸っている子供も多いので、近くにショッピングセンターがある方は要チェックです。
家出した子供が一日以上帰ってこない場合はどうしたらいい?
最後に、家出した子供が1日以上帰ってこない場合は、速やかに警察に出向き、行方不明者届を出しましょう。
事件性が高いとか、子供が小さくてひとりで生活していくのは難しいと判断された場合、捜索が開始されます。
ただし、子供がある程度大きくなっていて、事件性もないと判断された場合には、警察が動いてくれない場合もあります。
その場合は、探偵事務所や興信所など民間の人探しのプロを雇うというのも手です。
複数の会社を比較検討してから、どちらの会社に依頼するのかを決定しましょう。
探偵事務所や興信所の人探しの料金は数十万になることもザラで、決して少ない金額とは言えないので、契約前にはしっかりと契約書を読み込み、トラブルが起こらないようにしておきましょう。